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●タナゴ竿にかかる負荷





タナゴの体重
調理用台計り 全長を測定
タナゴ竿にかかる負荷でまず第一に考えられるのが、タナゴ自身の重量だと思います。ある大きさ(全長)のタナゴの重量はいったいどれくらいなのか興味が湧きましたので、釣行時に台所の調理用計りと発泡スチロールのトレイを持って行きました。まず重量は1尾づつ測定しても誤差が大きいと思われましたので釣れた数全部を測定しました。容器に水とタナゴ11尾を入れた状態で176gでした、その後タナゴだけバケツに戻し風袋?重量を測定すると152gでした、11尾で24gでした。
次に発泡スチロールのトレイに水をはり、1尾ずつ全長を測定しました、タナゴにはすこしガマンしてもらい、軽く抑えておき口の先を赤い線のところに持ってきたときの尾鰭の先端の位置に爪楊枝でトレイにプスッと印を付けました(図では黒い点です)。結果は下の表のようになりました。なぜ全部まとめて体重測定したかというと、個々のタナゴの体調や成長の具合で正確には相似ではないと思いますが、全長に対して一定の係数で体重が表示できるのではないか?と考えたからです。人間でいうところの身長に対する標準体型の平均的な体重のようなものがタナゴにもあるのではないかと思ったのです。



2004年12月22日実施
ヤリタナゴの全長と重量の測定   赤色の文字の数字が実測値 11尾の合計重量 24g
個体番号 1 2 3 4 5 6
全長(mm) 69 68 66 63 61 57
全長の三乗 328509 314432 287496 250047 226981 185193
推定重量(g) 3.58 3.43 3.14 2.73 2.48 2.02
個体番号 7 8 9 10 11 合計
全長(mm) 53 52 48 47 47 -
全長の三乗 148877 140608 110592 103823 103823 2200381
推定重量(g) 1.62 1.53 1.21 1.13 1.13 24.00
ここで、推定重量の算出方法は下記のようにしました。タナゴの全長の三乗が重量に比例しているという考えです。
推定重量=
11尾の合計重量 * ( 該当の個体の全長の三乗 / 各個体の全長の三乗の合計
全長に対して一定の係数で体重が表示できるのではないか?という考えに基づけば、私が測定した場所のその時期でのヤリタナゴについての全長と重量の間の係数(重量を求めるために全長(mm)の三乗に乗ずる係数)の平均的な値は、1.09072E-5であろうということがわかりました。もっとも今回の場合、全長の測定誤差は±1mm程度ありますし、重さの測定誤差も±2gはあると思えますので、まあこんな程度ということです。

ちなみに、これに基づいていろいろな大きさのタナゴの重量を推定してみました。
タナゴのサイズ(全長) 2cm 3cm 4cm 5cm 6cm 7cm 8cm 9cm 10cm 12cm
推定重量 0.09g 0.29g 0.70g 1.36g 2.36g 3.74g 5.58g 7.95g 10.91g 18.85g
また、今度、機会をみて測定して、上の表の数字が正しいか確かめてみるつもりです。(2004年2月22日)





ポストスケール
2005年1月18日の釣行の際に、手紙を入れた封筒の重量を測るポストスケールと小さなプラスチックケース(プリンの入れ物)にテグスをつけてぶら下げることが出来るようにしたものを持って行きました。今度はタイリクバラタナゴの若魚(当歳魚)の体重測定です。ひとしきり釣って魚がたまったところで、ほぼ同じ大きさの魚ばかり10尾選別しました。計測の方法は上記のやりかたと同じですが、今度はポストスケールで計りますのでやや精度も高いかと思います。使うのは目盛りの幅が一番広いところの20g前後がよいと診られましたので水の量で風袋重量を調節しました。全長36mmくらいのタイリクバラタナゴ10尾の重量は5.1gという結果でした。
2005年1月18日実施
タイリクバラタナゴの全長と重量の測定   赤色の文字の数字が実測値 10尾の合計重量 5.1g
個体番号 1 2 3 4 5 -
全長(mm) 36 36 35 36 35 -
全長の三乗 46656 46656 42875 46656 42875 -
推定重量(g) 0.50 0.50 0.46 0.50 0.46 -
個体番号 6 7 8 9 10 合計
全長(mm) 37 38 36 36 37 -
全長の三乗 50653 54872 46656 46656 50653 475208
推定重量(g) 0.54 0.60 0.50 0.50 0.54 5.10
ここで、推定重量の算出方法は下記のようにしました。タナゴの全長の三乗が重量に比例しているという考えです。
推定重量=
10尾の合計重量 * ( 該当の個体の全長の三乗 / 各個体の全長の三乗の合計
今回の結果から考察するとタイリクバラタナゴの若魚(1月)についての全長の三乗と重量の間の係数の平均的な値は、1.07167E-5となりました。タイリクバラタナゴは体高はありますが見たところ薄っぺらいので大きさの割りに軽いのかもしれません、また、時期的に太っているとか痩せているとかという要因もあるかもしれません。(2005年1月20日)





2005年1月31日の釣行で一人前のシロヒレタビラ少し小さめのカネヒラが釣れましたので測ってみました。今回は4尾だけです。
2005年1月31日実施
カネヒラの全長と重量の測定   赤色の文字の数字が実測値 4尾の合計重量 10.2g
個体番号 1 2 3 4 合計
全長(mm) 68 67 54 52 -
全長の三乗 314432 300763 157464 140608 913267
推定重量(g) 3.51 3.36 1.76 1.57 10.20
ここで、推定重量の算出方法は下記のようにしました。タナゴの全長の三乗が重量に比例しているという考えです。
推定重量=
4尾の合計重量 * ( 該当の個体の全長の三乗 / 各個体の全長の三乗の合計
今回の結果から考察するとシロヒレタビラの成魚カネヒラの若魚(1月)についての全長の三乗と重量の間の係数の平均的な値は、1.11687E-5となりました。今回のシロヒレタビラカネヒラは数が少なかったのと全長にばらつきがあったので誤差が大きいかもしれません。(2005年1月31日)
2005年2月、カネヒラであることが判明し、訂正。




イチモンジタナゴ
2005年3月20日の釣行で釣れたイチモンジタナゴも測定してみました。重量は小さなプラスチックケースに水とタナゴを入れてポストスケールで測りました、合計で44.0g、水とケースだけでは28.0gでした。全長はモノサシとともにタナゴを1尾ずつ写真に撮影しておき後で画像上で計りました。このような方法だとタナゴに与えるダメージが少ないのではと思って、今回採用しました。この撮影用の小さな水槽は「高槻のシンちゃん」からいただいたもので、私は重宝しています。全長45mmから63mmまでのイチモンジタナゴ10尾の合計重量は16.0gという結果でした。
2005年3月22日実施
イチモンジタナゴの全長と重量の測定   赤色の文字の数字が実測値 10尾の合計重量 16.0g
個体番号 1 2 3 4 5 -
全長(mm) 63 62 56 55 52 -
全長の三乗 250046 238328 175616 166375 140608 -
推定重量(g) 2.63 2.51 1.85 1.75 1.48 -
個体番号 6 7 8 9 10 合計
全長(mm) 51 49 47 47 45 -
全長の三乗 132651 117649 103823 103823 91125 1520044
推定重量(g) 1.40 1.24 1.09 1.09 0.96 16.00
ここで、推定重量の算出方法は下記のようにしました。タナゴの全長の三乗が重量に比例しているという考えです。
推定重量=
10尾の合計重量 * ( 該当の個体の全長の三乗 / 各個体の全長の三乗の合計
今回の結果から考察するとイチモンジタナゴの中くらいのサイズ(3月)についての全長の三乗と重量の間の係数の平均的な値は、1.05260E-5となりました。イチモンジタナゴは全長に較べて体高がありませんのでこの値もやや小さくなりました、予想したとおりでした。しかしこれから暖かくなってコンディションがよくなればもっと重くなるでしょう。(2005年3月22日)



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