当サイトの管理人は、滋賀県生まれ・滋賀県育ち・滋賀県在住ということで琵琶湖にちなんだ名前を持つイタセンパラ(:Acheilognathus longipinnis)の旧名のビワタナゴを名乗ろうかと思っていました。しかし、ビワタナゴは最近の滋賀県版レッドリストにおいては絶滅種ということで「滋賀県内では今は亡き生物」であるとされています。私は、もうチョット滋賀県で生きていて人生を楽しみたいので別の名前にしました‥‥
次に思いついたのがビワコオオタナゴでした。琵琶湖水系の固有種で今も元気で活躍しているビワコオオナマズにならった名前です。しかし今話題に上っている侵略者のオオタナゴの仲間と勘違いされそうなので廃案になりました。そうこう思い悩んでいる内にも当サイトはどんどんページが増殖してきて多くの方々がアクセスして下さるようになってきました。しかし、サイトを立ち上げて4ヶ月経過した2005年2月ごろでもまだハンドルネームが決まらず"管理人「私」、名前は未だ無い"などと表記していました。
ある日、昔お世話になった昆虫学者の方に聞いたことがある糞ころがしの仲間の面白い甲虫の名前を思い出しました。チビコエンマコガネです、おそらく漢字を混ぜて書くと「ちび小閻魔黄金」となるのかもしれません。「小」よりまだ小さく「ちび」が付け加わったくらい小さな甲虫ですが大都市の中心の公園などでもたくましく生きているらしいです。大きさは1寸の十分の一の1分です。そうだ!これをもじろう!と考えこの虫から「チビ」と「コ」を貰って「ビワタナゴ」にくっつけました。そのような経過でたどりついたのが「ビワコチビタナゴ」です。漢字では「琵琶小禿び」とでも書けばよいのでしょうか?
2008年08月23日更新