このページでは、各々の植物についての記述の欄の最初の緑色の文字の種名にアンカーを打ってありますので、種類毎の記述のURLを指定される場合は緑色の文字の種名をクリックしてご利用ください。
2006年12月滋賀県湖北の 湧水の水路 |
2006年12月 いろんな緑が水中に |
2006年12月 近付いて群落を撮影 |
2006年12月 こんな大きさです |
12月の下旬に滋賀県湖北地方の集落内の水路を見に行きました。 三面張りのコンクリート水路で集落のみなさんが毎年熱心に掃除をされているという感じで 底砂が少なかったです。しかし、曲がり角が何箇所かあり、 その付近に若干のコカナダモとヤナギモ、それと濃緑色の藻類の一種と見られるものが生えていました。 その濃緑色に混じって糸状の黄緑色の水草を見つけました。
しばらく上から観察していましたが、 今までに見たことがある沈水の水草とは全然違いました。 葉はカヤツリグサ科のマツバイの葉によく似た感じです。しかし、この水草は、 水深20cmくらいでかなり早い流れの中に、完全に水没したまま成育しているようです。 少し採取しようと手を突っ込んでみるとかなり暖かい水でした。 おそらく湧き水がたくさん流れ込んでいる水路なのでしょう。 手にとって見てみると、この水草は地下茎がランナー状になっていてそれで繋がっていました。 葉は地下茎から直接出ていてマツバイにそっくりでした。 ごく浅いところや湿地で見るマツバイよりもほんのわずかに大柄な感じです。 しかし、こんなに深いところにマツバイが生えるとは思えませんし、私にとっては謎の水草でした。 (2006年12月29日)
2006年11月、福井県の 自然公園にて撮影 |
水の中の韮のような植物だということで、ミズニラという名前が付いているらしいです。
しかし、そのような意味ならセキショウモや水中のミクリの葉の方が「水韮」らしい姿です。
この写真のミズニラは自然公園で展示用に栽培されているものでした。
ミズニラ科、ミズニラ Isoetes japonica
(2006年11月23日)
2006年2月、滋賀県 湖東の河川にて撮影 |
2006年x月、滋賀県 湖東の河川にて撮影 |
この水草を見たところへは今まで何度も釣りに行っていました。私はずっとミクリの仲間だと思っていましたが
夏の終りごろの季節になってもこの水草の葉はずっと水中にたなびいていました。ミクリだとある程度成長し植物体の大きさに較べて水深が浅くなってくると葉
の一部を水面上に出して来るように思います。あまり綺麗ではない水の川でしたのでずいぶん埃のようなもの(バクテリアのコロニーかもしれません)が付着し
て黒っぽく見えました。暖かくなったら水に入って手に取って確かめてみたいと思います。
これがセキショウモかもしれません。
(2006年2月27日)
2005年11月末、滋賀県 湖西の河口にて撮影 |
2005年11月末、滋賀県 湖西の河口にて撮影 |
初めて見る水草でした。最初見た時はヤナギモかと思いましたが、色がやや紫褐色になっていて生えている場所
も流水ではなくて止水でした。
すぐ近くにはヒロハノセンニンモ(サンネンモかもしれません)がたくさん生えていました、
それと同じような環境に育つ植物のようです。この水草の葉はヤナギモとはすこし違って葉の長さ方向
にずうっと同じ幅で先端だけが丸まっているという形です。ヒルムシロ属だとは思いますが、どうもよく解か
りません。
(2005年12月1日)
2005年9月、滋賀県湖東の 小河川にて撮影 |
2005年9月、滋賀県湖東の 小河川にて撮影 |
2005年9月、滋賀県湖東の 小河川にて撮影 |
これまた初めて見る水草でした。ハゴロモモがずいぶん早い流れに生えているな?と思ったのですが、よく見て みると少し違った形態でした。(2005年9月23日)
キクモという名前の植物らしいです。言われてみれば葉が菊の葉に少し似ています。水面よりも上に出た葉と水中の葉は形が少し違います、水中の葉は細く糸状
に脈が分岐しています。
ゴマノハグサ科 シソクサ属 Limnophila
sessiliflora Blume
(2005年10月08日)
この水草はこのページで既出のキクモですが、田んぼにたくさん生えるものだということは知りませんでした。 事の始めは、6月中旬にアブラボテを探して釣り歩いていた時のことです。 他魚しか釣れなくて肩を落として車まで戻る途中で初めて見る小さな植物を見つけたのです。 直径1.5cmくらいに放射状に黄緑色がきれいな葉を伸ばしていました。もちろん湛水中の田んぼの水中です。 かわいいので二本持って帰って水槽で育ててみました。
2008年6月中旬、滋賀県の 湛水中の水田にて撮影 |
2008年9月下旬、自宅にて 湛水状態で栽培中 |
2008年9月下旬、滋賀県の 刈跡の水田にて撮影 |
だんだん大きく成ってくると葉が長くなり、葉自体が枝わかれするように深い切れ目が見られるものも伸びてきました。 その頃に「ひょっとしてキクモ?」と思い、調べてみました。キクモの生え始めはこのような姿だったのです。 このキクモは9月下旬には、写真中のような姿となりはっきりとキクモであることが解かりました。 このキクモの赤ちゃんが生えていた田んぼはもう稲刈りも済んでいるだろうし、水なんか早くから無くなっているはずです、 田んぼに生えていたものはどうなっているのだろう?と見に行ってきました。 すると、稲刈り後に残った稲藁の間にちゃんと生えていてかわいいピンク色の花を付けていました。 湿った状態の土の上なら生きてゆける水草であるようです。ただ、その場合は葉の形態が水中のものと少し違うようです。
2008年7月、滋賀県 湖南の水田にて撮影 |
2008年7月、滋賀県 湖南の水田にて撮影 |
2008年7月、滋賀県 湖南の水田にて撮影 |
さて、この栽培期間の途中、これがキクモだと解かってからのことです。
地域は違いますが、休耕田で排水のために溝切りしてある部分にたくさん生えているのを見つけました。
とても綺麗な色の群落でした。
一部は、沈水状態ですが葉の形が陸上(気中)で育ったものの形です。その場所は一時的に溝に水が溜っていたのでしょう。
ゴマノハグサ科 シソクサ属 Limnophila sessiliflora Blume
(2008年09月26日)
2005年9月、滋賀県湖東の 河川にて撮影(沈水) |
2005年8月、滋賀県湖東の 水路にて撮影 |
2005年9月、滋賀県湖東の 水路のもの(花) |
こんな水草、産まれてれ初めて見ました。ミズオオバコのようですが、もうひとつ自信がありません。
(2005年9月17日)
トチカガミ科 Ottelia alismoides
2005年8月、滋賀県志賀町 K地区、本湖にて |
2005年8月、滋賀県志賀町 K地区、本湖にて |
2005年8月、滋賀県志賀町 K地区 |
ネジレモです。琵琶湖本湖で砂浜と岩があるところとの境目あたりの底質に礫が多いところで潮流が当たり水通
しのよいところに生えています。
膝から腰くらいの水深のところによく見られます。
トチカガミ科セキショウモ属で学名は Vallisneria asiatica Miki
です。
(2005年8月26日)
2005年8月、滋賀県志賀町 K地区、本湖にて |
2005年8月、滋賀県志賀町 K地区、本湖にて |
これはガシャモクのようですが、まだ琵琶湖に生えていたのか、あるいは別の水草なのでしょうか?
どうもよく解かりません。ササバモにしては萎縮した感じです。
ヒルムシロ科
(2005 年8月26日)
ガシャモク リンク先は私のアルバム |
このコラムは編集中です。
上の記述中の写真は、ササバモのようです。博物館で9月にガシャモクを見せていただき、1月にその枯れ枝を頂戴して観察しました。
ガシャモクはこのコラム内の画像の水草とは全く違いました。
私のPICSというlivedoorのWEB上での写真共有サービスのページで、
ガシャモクのアルバムへリンクしておきます。
当面、そちらを参考にしてください。
(2011年xx月xx日)
2005年9月、滋賀県湖北の 本湖にて |
2005年9月、滋賀県湖北の 本湖にて |
2005年9月、滋賀県湖北の 本湖にて |
2006年11月、干上がった 琵琶湖の湖岸にて |
上覧でガシャモクと書いていますが、ササバモかもしれません。
今回は琵琶湖北部の砂礫底のところで撮影しました、花の様子を見ているとササバモですよね!
でも葉柄がちょっと短いような気もします。ササバモならヒルムシロ
科 ヒルムシロ属 Potamogeton dentatus
(2005年9月04日)
毎年、秋から冬にかけて琵琶湖の水位は大きく下がります。
2006年11月に私が訪れた時はマイナス60cm程度でしたが、
増水している梅雨時期と減水する冬季の水位の差は1mを大きく超えます。
したがって、夏に膝くらいの水深に生えていた水草は水温低下で枯れはじめるのと同時に、
干上がってしまうことが多いようです。
しかし、翌年水位が戻り暖かくなると再び生えているのが観察できます。
土中の株として越冬するのか、種子として残っているのか、あるいは流れ藻として深い場所から
流れついて根付くものもあるのかもしれません。
2006年11月に撮影した写真は、
干上がった琵琶湖岸(水際から概ね数mの陸)に芽生えていたササバモです。
新たに伸びてきた葉は気中ではこんな形になるようです。
水中で育った時と全く違った姿でした。
(2006年11月23日)
2008年7月下旬、福井県 こんな休耕田にて |
2008年7月下旬、福井県 湛水中の休耕田にて |
2008年7月下旬、福井県 湛水中の休耕田にて |
夫々の地域のものを比較 左は別の地域のもの |
7月下旬に、福井県へタナゴ釣りに行ってみました。 当日は初めての地域の探索からのスタートであったにもかかわらずそこそこの釣果に恵まれ、比較的早い時間に釣りを切り上げました。 帰路は水草探索しながら帰ってきました。シャジクモ類が どこに生えているか調べていたらこんな水草もありました。 見つけた時は水面上から見て「あっ、シャジクモめっけ!」と思ったのですが、取り上げてみるとシャジクモとは全然違いました。 湛水状態の休耕田に生えていたのもので、山に近いところのこの水田の中いたるところにいっぱい生えていました。 また、この近くの作付中の水田にも生えていました。 イバラモ科のトリゲモの仲間かと思いますが、よく解からないのです。 とにかく初めて見た水草でして、私にとってはとても新鮮な発見でした。
この県域でのイバラモ科イバラモ属のトリゲモ(Najas mimor L.)の仲間には、
サガミトリゲモ(Najas indica (Willd.) Cham.)、
イトトリゲモ(Najas japonica Nakai)、
ホッスモ(Najas graminea Del.)、
の三種があるらしいのですが、どこで見分けるのか?全くわかりません。
なお、この田んぼで観察して1枝を見本に持って、さらに少し車を走らせた地域でも似たような水草を見つけました。
それらふたつを並べて写真に撮ってみました。
●印を付けた右側のものが最初にこの休耕田で見つけたものです。
大きさや色、分枝の程度や主枝と分枝との伸び具合の比が違うように思いました。
イバラモの仲間なので刺があるようで少しザラザラした感触でした。
(2008年09月26日)
2008年11月上旬撮影、 節に2個の種子 |
2008年12月上旬撮影、 イトトリゲモの種子 |
2008年12月上旬撮影、 イトトリゲモの種子 |
11月上旬に観察してみると節に種子が付いていました。
1個だけというのもありましたが、ほとんどの節では必ずといっていいほど2個の種子が並んで付いていました。
この、「種子が2個セットで並んで付く」のいうのがイトトリゲモの大きな特徴らしいです。
種子は整った形の紡錘形で、大きさは長さ1.9mm前後、太いところの直径0.4mm程度です。
種子の色は暗褐色、種子表面にはその紡錘形の軸方向に長く伸びた不規則でモザイク的な網目状の模様が見られました。
(2008年12月08日)
イバラモ科、イバラモ属、イトトリゲモ Najas japonica Nakai
2008年7月下旬、福井県 こんな休耕田にて |
2008年7月下旬、福井県 湛水中の休耕田にて |
2008年7月下旬、福井県 湛水中の休耕田にて |
夫々の地域のものを比較 右は別の地域のもの |
トリゲモの仲間(1)で紹介した水草を見つけて後、さらに自宅へ向かって走り、 とある谷に沿って広がった水田地帯の奥で見つけた水草です。 ちょうど、同所にシャジクモも生えていたのですが、それよりもこのトリゲモの仲間の水草の方がはるかに多かったです。 水が浅く張られた休耕田でしたので他の植物もいっぱい生えていましたが、 水の中はすべてこの水草で埋まっていたといっても過言ではありません。 それほどビッシリ生えていました。
一枝とって観察してみると、こちらのものは先のものよりも大柄で軸の色がうすい小豆色、
葉の長さに対する幅もやや広く、ひとつの節から出ている葉の数が多いように見られました。
葉が大きいためかわずかに柔かい感じではありましたが、やはり若干のひっかかりを感じました、
小さな刺があるのでしょう。比較はトリゲモの仲間(1)で掲載した写真と同じものを使っています。
こちら水田の水草は左側の●印を付けたものです。
(2008年09月26日)
2008年11月上旬撮影、 茎がアズキ色に |
2008年11月上旬撮影、 葉の付け根(葉鞘先端) |
このトリゲモ類は、真夏の時点でも茎の色が葉より濃かったのですが、 秋になるとその茎の色が濃いアズキ色になりました。全体の大きさ(葉の幅や長さ、茎の太さ)はイトトリゲモよりも大きいまま経過しています。 種子を付けましたので、それを採ったついでに節付近と葉の付け根が解かる写真を撮影してみました。 葉の付け根(葉鞘先端)は上に向かってスプーンのように突き出ていました。 これが、ホッスモの一番の特徴らしく種子を付けていない状態でもこれで見分けることができるらしいのです。
2008年11月上旬撮影、 節に種子 |
2008年12月上旬撮影、 ホッスモの種子 |
2008年12月上旬撮影、 ホッスモの種子 |
節に種子が付いている様子の写真は新芽に近いところのものです、この種子はまだ未熟な状態でした。
そこで、既に落ちている完熟の種子を捜し出して観察してみました。
種子の大きさはイトトリゲモのそれよりもやや大きいです、また紡錘形をしてはいますが先の方がやや細いように思いました。
種子表面の模様は、かなり細かいようで私の写真ではその詳細がよく解かりません。
種子の色はイトトリゲモよりも少し明るく赤い色が混じったような茶色でした。
(2008年12月08日)
イバラモ科、イバラモ属、ホッスモ Najas graminea Del.
福井県でトリゲモの仲間を見つけてから数日後、今度は滋賀県内二箇所でも似たような水草を見つけました。 その二箇所とも山沿いの田んぼで田んぼへの用水が冷たいようなところでした。さらに、二箇所とも作付中の水田でした。 除草剤の影響があるためか、群落と言えるほど多くは生えていませんでしたが、こういう水草が普通の田んぼに生えるというのがちょっと不思議でした。
2008年7月末、滋賀県 作付中の水田に |
2008年7月末、滋賀県 左がトリゲモ? |
2008年7月末、滋賀県 別の水田にて、二種類? |
一箇所めは、タナゴが釣れそうな溜め池がないかと探し歩いている時でした。 池へ向かう途中の水田を何気なく覗き込むとこの写真中央のトリゲモの仲間とシャジクモ類が生えていたのです。 圃場整備された地域の田んぼで、除草剤もちゃんと施用しているとみられる場所でした。 7月末という時期で畦際の田面がきれいスッキリ見えていました。そんなところに生えていたのです。
二箇所めは、もう間もなく自宅へ到着という近所まで帰ってきてからでした。 似たような田んぼを探して見てみればキッチリ生えていました。 こちらのものは写真右になります、真上からフラッシュを当てて撮影しています。 あちこちで見つけた後だったのでしっかり観察しませんでしたが、写真で見る限り、 二種類の水草が写っているような気がします。
滋賀県内にこのような水草のどれとどれが分布しているかは知りません。
琵琶湖ということで資料がありましたので調べましたら、
どうやらこの水草の仲間では、
オオトリゲモ(Najas oguraensis Miki)、
トリゲモ(Najas mimor L.)、
サガミトリゲモ(Najas indica (Willd.) Cham.)、
ホッスモ(Najas graminea Del.)、
の四種が分布しているらしいのですが、近年はオオトリゲモ以外はあまり見られないらしいです。
(2008年09月26日)
2008年11月上旬撮影、 紅葉しました |
2008年11月上旬撮影、 葉の付け根(葉鞘先端) |
2008年11月上旬撮影、 ホッスモ(左)と比較 |
別の水田にて、二種類?とコメントしてある写真中の 左側に写っているトリゲモ類を調べてみました。 このトリゲモ類は秋になると全体がうすい小豆色に紅葉してきました。 ホッスモと比較すると葉のトゲが大きいようでザラザラ感がつよく、葉自体もホッスモよりも硬く感じました。 節から伸びている葉の付け根(葉鞘先端)を見ると、ホッスモのように上に向かってスプーンのように突き出た部分がありません、 下斜めに切れたようになっていて少しトゲが出ています。
2008年12月上旬撮影、 サガミトリゲモの種子 |
2008年12月上旬撮影、 サガミトリゲモの種子 |
また、節の部分には種子も付けていました。
種子を付けている様子の写真を撮り忘れて12月に見たところ、既に種子が落ちて草体も枯れかけていました。
種子は他のトリゲモ類同様の紡錘形ですが、ややズングリしていてそのサイズも大きいです。
さらに特徴的なのは種子表面の模様です。茹でたトウモロコシを食べた後の芯をそのままミクロに縮小したように見えます。
この種子表面の模様は他のトリゲモ類よりも大きいらしく、手で触った時のザラザラ感も大きいです。
(2008年12月08日)
イバラモ科、イバラモ属、サガミトリゲモ Najas indica (Willd.) Cham.
備考:
2008年11月上旬、 種子を折り取りました |
2008年11月上旬、 ホッスモです |
なお、左がトリゲモ?とコメントしてある写真のトリゲモ類は、その後詳しく調べてみたところ、
ホッスモであることが解かりました。決め手のひとつは葉鞘先端の形状、もうひとつは種子の模様でした(写真を載せておきます)。
生えていた場所(福井県と滋賀県)はずいぶん離れていましたがトリゲモの仲間(2)のホッスモと同じでした。
また、別の水田にて、二種類?とコメントしてある写真中の右側に写っているトリゲモ類は、
一枝を差し芽して栽培してみた結果トリゲモの仲間(1)のイトトリゲモと同じであることが解かりました。
さらに11月になってからその水田の表土を採取してその中の種子を探してみたところイトトリゲモの種子も見つかりました。
(2008年12月08日)
2004年11月、滋賀県湖北町 Y地区、田排水路にて |
2004年12月、湖北地方 N地区、田排水路にて |
2005年1月、マキノ町 N地区、河川にて |
2005年5月、湖北地方 N地区、田排水路にて |
2005年5月、湖北地方 N地区、田排水路にて |
2005年6月、岐阜県にて 河川のワンドで撮影 |
コカナダモです。季節や生えている場所の環境でいろんな色や形に見えるのでクロモと間違えることがありました。
下段左端の画像などは根の付き方が基部だけでゴワゴワした葉でしたのでてっきりクロモだと思っていました。
コカナダモはトチカガミ科で学名 Elodea nuttallii.です。
(2005年8月24日)
2004年11月、滋賀県湖北 N地区、田排水路にて |
2005年5月、滋賀県守山市 K地区、河川にて |
2004年11月、滋賀県余呉町 Y地区、河川にて |
2005年9月、滋賀県湖北の 本湖にて |
オオカナダモ。花は雄株の雄花のようです。
トチカガミ科で学名 Egeria densa.です。
右下の画像で右側がオオカナダモで、左側がクロモです。
(2005年9月4日)
2005年8月、滋賀県にて 湖東の水路で撮影 |
2005年8月、滋賀県にて 湖東の水路で撮影 |
2005年8月、滋賀県にて 湖東の水路で撮影 |
本湖のもの(左)と 水路のもの(右) |
2005年8月、滋賀県にて 琵琶湖本湖西岸のもの |
2005年8月、滋賀県にて 琵琶湖本湖西岸のもの |
クロモです。滋賀県湖東地方の河川や水路で湧水が多く流入しているところへは
琵琶湖本湖からの揚水が入っていないらしく、外来種に圧されることなく生えているようです。
遠くから見るとコカナダモとよく似た形態ですが、
近くで見ると葉や茎の形はオオカナダモを縮小したような感じです、
ただし葉の縁はギザギザしていて葉はやや硬いです。
また、コカナダモに較べて葉が幅広でねじれがありません、茎もやや太いです。
トチカガミ科 Hydrilla verticillata.
(2005年8月24日)
私の住いの近くに流れついていたクロモを二年間水槽で育ててみました。 滋賀県では、クロモは晩秋までに殖芽という松ぼっくりを縦に細長くしたような越冬芽を付けて、 それ以外の草体は全部枯れてしまうようです。湖底の砂の上に落ちたクロモの殖芽は春になって温かくなってくると、 それから新芽と根を伸ばして再び成長するようです。 輪生している葉は栄養状態如何で三枚、四枚、五枚などと一本の茎でも節によって変化するようです。
2008年8月中旬、水槽内 蕾のようなものが! |
2008年9月上旬、水槽内 花と花粉か? |
想像図 こんなの見てみたい |
2008年8月中旬に自宅の水槽のクロモに蕾が付き、花が咲きそうになりました。 その後、忘れていて、9月上旬になってから「どんな花が咲くのだろう?」と思い出して、水槽を見てみました。 しかし、8月中旬の時点で蕾のようなモノが付いていたクロモの枝の先端には花など咲いておらず、 蕾のようなプクッとした膨らみも消えて無くなっていました。 おかしいなあ?とじっくりと水槽内を見つめていると水面に白色の小さな花弁のようなものが三つ浮いていました。 いずれもクロモの草体とはつながっていなくて、水面にプカプカ浮いているだけです。これって、 クロモの花が咲いたなごりなのでは?と、そのひとつをカメラで撮影してみました。
どうやら、これはクロモの雄花の一個が植物体から離れた状態で開花している(または、その後の)様子のようです。 この雄花の周囲に白く丸い小さなモノ、まるで気泡のように見えるモノ、これがクロモの花粉らしいです。 ある種の海草は雄花が植物体から離れて風に吹かれて水面をスルスルと漂い 雌花のところまでたどり着くという生態であることは知っていましたが、 琵琶湖に生えているクロモもそれと同じシステムを持っているとは知りませんでした。
結局、私が観察できたクロモの雄花は水面に立っている姿ではなくて寝てしまった姿だったようです。
くやしいので、ちょっと想像力を働かせて写真を加工してみました、クロモの雄花のこんな姿を見てみたいものです。
もう少し早く観察すればよかったです。なお、雌花はこの水槽には咲いていませんでした。
流れ藻を拾ってきて育てているわけですが、雌の草体を拾いそこねていたようです。
(2008年09月26日)
2005年8月、滋賀県西部 琵琶湖本湖にて |
2005年8月、滋賀県西部 琵琶湖本湖にて |
2005年8月、滋賀県西部 琵琶湖本湖にて |
2005年8月、滋賀県西部 琵琶湖本湖にて |
ヒロハノセンニンモのようです。ヒロハノセンニンモの場合は、 ヒルムシロ科ヒルムシロ属で学名は Potamogeton leptocephalus Koidz.です。
あるはサンネンモかもしれません?
(2005年8月26日)
「ヒロハノセンニンモのようです」と書いたものの、本当だろうか?間違っていないか?とずっと気になっています。
似たような水草にヒロハノセンニンモ、サンネンモ、センニンモという種があり、さらにこのヒルムシロ属には
自然交雑したと思われるものがいっぱいあるらしいのです。
そして、ヒロハノセンニンモは琵琶湖と鹿児島県の一部、サンネンモは琵琶湖、センニンモは全国に生えているらしいのです。
WEBで画像検索して調べてみると、どうやらサンネンモ Potamogeton biwaensis Mikiのように思います。
もう一度同じ場所へ行く機会があれば少し採取して、河川域で見る似た他のものと一緒に育ててみて、
同じ形態になるのか?、そのまま違って見えるのか?試してみたいと思っています。
またまたハズレで、センニンモと同じ姿になるかもしれませんが‥‥‥
(2008年02月15日)
2006年8月、滋賀県高島市 本湖から5km離れた水路で |
2006年8月、滋賀県高島市 葉先に特徴があるらしい |
二年間育ててきたこれと同じ種らしい水草の花が見られました。
雄花と雌花があるのか無いのか?これはどっちなのか?そのあたりはサッパリ解かりません。
一昨年の秋口に減水して干上がりかけた琵琶湖の浅いところで採取してきたものです。
上記のものと同じ株ではありませんが、数km離れたところで同じ感じに見えた水草です。
この水草は、真夏から秋にかけての日当たりがよく水温がぬるま湯のような琵琶湖の浅いところでは
萎縮したような育ち方で葉や茎の色が紅褐色となっていました。
しかし、水槽内で周年育ててみると水温が低い時期や日照が少ない時期には濃い緑色をしてスンナリと長く伸びました。
その時の姿はセンニンモのように思えました。
おそらく、センニンモという種だとは思うのですが、私にはヒロハノセンニンモやサンネンモとの違いがまだ解かりません。
当初見つけたところへ行って採取し、もう一度育ててみようかとも考えています。
(2008年09月26日)
ヒロハノセンニンモ リンク先は私のアルバム |
サンネンモ リンク先は私のアルバム |
このコラムは編集中です。
上の記述中の写真はすべてセンニンモです。ヒロハノセンニンモとサンネンモの画像をあげておきます。
それぞれの画像からは、私のPICSというlivedoorのWEB上での写真共有サービスのページで、
ヒロハノセンニンモのアルバム
とサンネンモのアルバムへリンクしておきます。
リンク先でそれぞれの種の特徴がわかる写真何枚かと自生地で生えている様子の写真などを御覧になれます。
当面、そちらを参考にしてください。
言い訳になりますが、大阪府のとあるWEBページ
[ヒロハノセンニンモ(画像はサンネンモ)]
[サンネンモ(画像はセンニンモ)]
を参考にしていてこんなことになりました。
「情報を得るのは少なくとも3箇所から」ということは、やっぱり大切ですね。
(2011年xx月xx日)
2006年8月、滋賀県高島市 本湖から5km離れた水路で |
2006年8月、滋賀県高島市 葉先に特徴があるらしい |
流れが早い河川の中流に注ぎ込む水路に生えていたものです。琵琶湖から5kmくらい離れたところでしたし、
水路から川へつながる部分は2mくらいの段差でした。
また、琵琶湖からポンプアップした農業用水は使っていない地域に生えていたものです。
おそらくこの水草は琵琶湖から流れてきてこの水路に活着したのではないと思います。
水路に元々生えていたのでしょう。
琵琶湖に生えているもの(別のコラムで「ヒロハノセンニンモのようです」と書いたもの)
とは節間の長さや葉の形(特に波打ち具合)や色が随分違うように見えます。
しかし、生えている場所の環境でこの植物の姿が変化しているだけなのかもしれません。
センニンモなら、ヒルムシロ科ヒルムシロ属で学名は Potamogeton maackianus A.Benn.です。
WEBで調べたところ、センニンモは、「全国の湖沼、川などに群生する沈水生、常緑性の多年草。」とのことで、
生えているのは琵琶湖水系だけではないようです。
(2008年02月15日)
2004年11月、滋賀県湖北町 Y地区、田用水路にて |
後日撮影予定です |
ヤナギモだと思うのですが、ササバモか、エビモの小さい時の姿かも?
初めて見る水草でした。最初見た時はヤナギモかと思いましたが、色がやや紫褐色になっていて生えている場所
も流水ではなくて止水でした。
すぐ近くにはヒロハノセンニンモ(サンネンモかもしれません)がたくさん生えていました、
それと同じような環境に育つ植物のようです。この水草の葉はヤナギモとはすこし違って葉の長さ方向
にずうっと同じ幅で先端だけが丸まっているという形です。ヒルムシロ属だとは思いますが、どうもよく解か
りません。
(2005年12月1日)
2010年撮影 同じ場所にて |
後日撮影予定です |
このコラムは編集中です。
上の記述中の写真はエビモです。同じ所で後日撮影した画像をあげておきます。
(2011年xx月xx日)
2004年12月、滋賀県湖北町 Y地区、集落内水路にて |
2005年1月、滋賀県長浜市 M地区、N川にて |
これはエビモに間違いないと思います。 ヒルムシロ科 Potamogeton crispus
(2005年12月1日)
2004年12月、木之本町 K地区、田用水路にて |
2004年12月、木之本町 K地区、田用水路にて |
2005年9月、滋賀県、湖東 の水路にて |
2005年9月、滋賀県、湖東 の水路にて |
これがヤナギモのようです。
ヒルムシロ科 ヒルムシロ属
Potamogeton oxyphyllus
(2005年9月17日)
2004年12月、滋賀県今津町 K地区、小川にて |
2004年12月、滋賀県今津町 K地区、小川にて |
2005年2月、滋賀県志賀町 田排水路にて |
コンクリートの三面張りの小川でしたが、底のコンクリートにへばりつくように生えていました。
流れがある全くの水中で生きていられる広葉植物のようです。
ミズハコベみたいです。アワゴケ科. Callitriche palustris Linnaeus.
(2006年08月08日)
2004年12月、滋賀県高島市 K地区、内湖にて |
2004年12月、滋賀県高島市 K地区、内湖にて |
2005年1月、滋賀県大津市 K地区、内湖にて |
たぶんオオフサモ。アリノトウグサ科 Myriophyllum aquaticum.
(2006年08月08日)
2005年1月、滋賀県長浜市 M地区、N川にて |
2005年6月、岐阜県にて 河川のワンドで撮影 |
2005年6月、岐阜県にて 河川のワンドで採取 |
フサモのようです。写真を撮影するのに失敗しましたので、今度撮りなおしします。 アリノトウグサ科フサモ属 Myriophyllum verticillatum
岐阜県で見たものはホザキノフサモかもしれません。
(2006年08月08日)
2006年11月、福井県の 自然公園にて撮影 |
11月の上旬にタナゴ釣りに出かけた途中で福井県のとある自然公園に寄ってみました。 自然公園に寄ったとは言っても、実は川沿に遡って行ったら自然公園の管理事務所の 裏に出てしまったのです。ちょうど水族館のバックヤードに直行したようなものです。 屋外にいくつか水槽がならべてあり、わが家の庭と同じような光景でした。 その中のひとつに見慣れない水草がありました。 マツモに似ているのですが、やや小型で葉もピンと直線的に張っていてちょっと雰囲気が違いました。 栽培している人にお聞きしてみようと、 自然公園の管理事務所とは知らず、大きなログハウスで優雅な暮らしをしている人が出てくるかと 思い、裏口から「こんにちは! すんまへん!」と声を掛けてみると。 首からタグをぶらさげたおねえさんが出てこられ、 「ここ公園外なので表からお入り下さい」と言われました。
中へ入らせてもらうと展示室もあり、
いろいろな水生植物が生えている地域らしく、水草も何種類か展示してありました。
学芸員さんに先ほどの水草の名前をお聞きすると「マツモです。」とのことでした。
生えている場所の環境で姿がちょっと違うだけのようでした。
ちなみに、その場所は冷たい水が豊富そうなところでした。
(2006年11月23日)
2005年5月、近江八幡市 O地区、田排水路にて |
2005年6月、岐阜県にて 河川のワンドで撮影 |
2006年11月、自宅にて 水温が低い水槽内 |
2006年11月、自宅にて 水温が高い水槽内 |
これはマツモです。
マツモ科 Ceratophyllum demersum
フサモのようですが少し違うようです。
フサモと比較すると、まず、葉自体が枝わかれしていません。
また、茎が葉と同じ緑色で細く、フサモのように白っぽい色で太くはありません。
さらに、フサモは手で触るとしなやかな感じですが、マツモはややゴワゴワ感がありますし、
葉の一部が折れやすいです。
生えている場所については、フサモは流れがあるところでもしっかり根を張って生えていることが
ありますが、マツモは止水の中層に浮かんでいることが多いです。
(2006年08月08日)
マツモは水槽内で植え付けなくてもどんどん成長します。栽培管理が楽なので、
私は屋外水槽ですこし育てています。11月になって山の木々に紅葉が目立つ頃になると、
水槽内のマツモにも変化が出てきました。
暖かい時期は生長点近くの新しく伸びた葉が鮮やかな黄緑色だったのですが、
寒くなってくると徐々に伸びる速度が落ちて新しく伸びた葉の先が赤褐色がかった緑に
なってきました。
(2006年11月23日)
2005年1月、滋賀県 湖東の田排水路にて |
2005年5月、滋賀県 湖東の田排水路にて |
2008年8月、滋賀県 湖西の内湖にて |
ドブ川みたいな田排水路に生えていましたので、ホコリを被ったようになっていました。
バイカモかと思いましたが違うようですね。
ハゴロモモ(フサジュンサイ)だと思います。
Cabomba caroliniana A.Gray スイレン科ハゴロモモ属.
(2006年08月08日)
このハゴロモモの花を見る機会に恵まれました。2008年の8月初旬に、
内湖のやや深い場所にちょっとした群落として生えたハゴロモモを見ていると。
白い花がついているのが解かりました。
手が届かないような場所に多かったのですが、
岸近くでも1株だけ花が付き、ちょうど蕾状態でした。
一応写真には撮りましたが開花しているところで無く残念です。
(2008年09月26日)
2005年4月、滋賀県にて 湖西の河川で撮影 |
2005年9月、滋賀県にて 湖西の河川で撮影 |
2005年9月、滋賀県にて 湖西の河川で撮影 |
これが本当のバイカモです。でも、撮影したこの河川のものは残念ながら自生していたものではなく
移植植栽したものらしいです。9月上旬になると梅の花に似た花を付けるようです。
撮影するのに素足で川に入ったら足がしびれるくらい冷たい水でした。
湧き水が多く流れ込んでいる小川だったようです。
キンポウゲ科 Ranunculus nipponicus (Makino) Nakai var. major H. Hara
(2005年9月)
2005年6月、岐阜県にて 河川のワンドで採取 |
2005年6月、岐阜県にて 河川のワンドで採取 |
2006年8月、富山県にて 流れの中の群生 |
ヒルムシロ科のリュウノヒゲモのようですが見つけたところは汽水域ではありません。 初めて見た水草だったのでなんとう種か調べていても全然解かりませんでした。 当初はホッスモかトリゲモの仲間(イバラモ科)あるいはヤナギモの仲間(トチカガミ科)かもしれないとも思ってます。 今なお私にとっては種類不明です。(2005年8月20日)
この水草を琵琶湖本湖でも見つけました。
湖西地方の砂浜に流れ着いていたものを、2006年6月に拾いました。
8月現在、自宅の水槽で栽培中です。どのように成長して、どんな花が咲くのか楽しみです。
(2006年08月08日)
別の欄"ポタモゲトンの1種(0)"で、挙げているのと同じに見える水草です。 2006年の夏に拾って育てていたものは、秋になるといつの間にか水にとろけるように消えてしまいました。 2008年の夏は、ちょっと気合いを入れて湖岸の波打ち際を探してみました。 ちょうど荒れた日の翌日行ってみるとこの水草が流れ藻としてたくさん打ち寄せられていました。 その中から全体の様子が解かるもの、花の付きかたが解かるものを探して写真に撮ってみました。 WEB上の同じような水草の写真を捜し出して、それと較べて私の目で見た限りでは、ヒルムシロ属「イトモ」かなと思いました。
2008年7月、琵琶湖にて 流れ藻を撮影 |
2008年7月、琵琶湖にて 流れ藻を撮影 |
2008年7月、琵琶湖にて 流れ藻を撮影(花の部分) |
左の写真の草体は小さい方です、もっともっと大きく数十cmから1m程度の長さに切れて漂着しているものがいっぱいありました。 この水草は湖底に実際に生えている時はかなり大きく(丈が長く)育つようです。 花の着いている先端部分の葉の一部がクルクルと萎縮したように波打っているのが面白いです。 また、花を、ヒルムシロ属の他の水草と較べると花房が小さく花の数も少ないようです。
この水草の仲間で琵琶湖本湖に生えるものは、イトモだけではなく、ツツイトモ、アイノコイトモの3種があるそうです。
しかし、素人が外見で見分けるのはとても難しいらしいです。
それで、今回見つけたものも数本(ほとんど根が無い)を拾って持って帰り、屋外水槽に差し芽してみました。
一ヶ月間くらいは消えずにそのままありましたが、全然大きくなりませんでした。
そして9月に入ると色が抜けてうす茶色になってきて、水に解けてしまいそうになっています。
この水草の差し芽はちょっと難しそうです。琵琶湖で生えている実物を見てみたいものです。
どんなところに生えているのでしょうかね。
イトモ、ツツイトモ、アイノコイトモの3種はともにヒルムシロ科 ヒルムシロ属で、
イトモ:(学名:Potamogeton berchtoldii Fieber)
ツツイトモ:(学名:Potamogeton pusillus L.)(Potumogeton panormitanus Biv.)?
アイノコイトモ:(学名:Potamogeton octandrus var. miduhikimo)(Potamogeton orientalis Hagstr.)?
[アイノコイトモは、ヤナギモとイトモの自然交雑種で花は咲くものの種が出来ないらしいです。]
(2008年09月26日)
このコラムは編集中です。
この水草は、ホソバミズヒキモであるかもしれません。水中葉だけの姿はよく似ているらしいのです。
(2011年xx月xx日)
2005年7月、滋賀県にて 湖西の河川で撮影 |
2005年7月、滋賀県にて 湖西の河川で撮影 |
2005年9月、滋賀県 湖北の本湖にて |
2005年9月、 手前はササバモ |
滋賀県高島市を流れる小河川で見つけた水草です。最初、エビモだと思っていたのですが、
手に取ってみると葉が幅広で短くエビモとは少し違う感じでした。
ある方からヒロハノエビモではないか、とのご教示をいただきその名前でWEB検索し調べてみると
同じような画像がたくさん見られました。ヒロハノエビモとはうまい命名ですね、
やっぱりエビモの後から名前を付けたのでしょうね。
ヒルムシロ科で学名はPotamogeton perfoliatus L.です。
(2005年8月20日)
9月上旬に琵琶湖本湖で撮影したものには花が出ていました。
水が温かく止水状態のところでは茎が間延びして葉もやや長く成長するようです。画像でヒロハノエビモと
ともに写っているのはササバモのようです。
(2005年9月4日)
2008年8月中旬、 花(雌雄わかりません) |
2008年8月中旬に自宅の水槽内で咲いたヒロハノエビモの花です。
先に挙げてある写真とは少し違った形です。
咲いてすぐの状態を見逃していて、花の終わり頃に撮ってしまったのか、
雄花と雌花の違いなのか、どうにも解かりません。
水草の花はたいがい地味なのでついつい見逃してしまいます。
フィールドで性根を入れて花を探してもよいのですが、
そんなことをしていたら、ただでさえ気が多い私なので、釣る時間が無くなってしまいそう。
(2008年09月26日)